ピンチのときこそ
オーストラリアでのワーキングホリデーは思わぬ形で終了した。
実際目的であった英語力の向上、新たな自分の発見、は曖昧なままである。
もちろん、自分の無力さを痛感したが、何が正解なのかはこの過酷な状況下で分かりかねる。
私は、オーストラリアのパースにて配送業務に携わっていた。新型コロナウイルスの蔓延により、仕事量が激減し、辞めざる負えない状況にならなくなってしまった。
ようやくオーストラリアの生活も慣れ、生活環境も整ってはいたが…
・感染してしまった場合、帰国もできずに莫大な医療費が発生する。
・パースの場合、感染者をロッドネス島という島に隔離するといった政策を実施する。
・帰国ができなくなってしまった場合でもVISAの期限は延ばすことができずに不法滞在となってしまうケースも存在する。
・オーストラリア人の中にもアジア人へ対する差別は確実に広がっていた。
これらの理由を踏まえ大きな懸念を抱いていおり、早期帰国を視野に入れていた。帰路は、通常であれば他国の乗継便を利用すると安価で帰国することができるのであるが、乗り継ぎの入国までも拒否する国もあり、直行便か同国で乗り継ぎを考えざる負えなかった。直行便は案の定、価格も高騰し簡単に帰れる状況ではなかった。
しかし、当日キャンセルがでたのか、比較的安価な航空券が出回っていたため即決で購入した。そしてその朝に荷造りを済ませ帰国した。
帰国後私は、日本が抱えている危機に直面することとなった。
私が感じる現在の日本の状況。
・レストラン営業や娯楽施設はいまだに営業を続けており感染の拡大が止むをえない状況となっている。
・都心部ではUber eatsなどの委託宅配サービスもあり、外出回数も減るのかとはと思うが、ほとんど使われていない模様。
・リモートワーク、リモート学習の復旧が完全遅れており未だに出勤、登校の体制が続いている。
・感染者の検査体制も整っておらず正しい情報共有が滞っている。
・観光業も訪日外国人の激減により衰退している。
・現状、幸いオーストラリアのような食料品の買い占めなどは徹底して行われてはいない。
私自身、正直あても少なく、過去に携わっていた職業は停滞しており苦闘している。
また今自分がコロナに感染してしまったらと大きな不安も少なからず抱いている。
しかしそんな時こそ今何をするべきなのか。
ピンチのときこそ状況を見極め行動をし続けていくことが重要なんではないかと考えている。
1苦しいときほど新たなチャンスが巡ってきて挑戦することができる大きな好機である。
2今起こっている苦しみを受け入れ最善の道へと突き進む。
3逆転発想をし今の市場を把握する。
4メンタルをどうやって保つのかを見つけていく。
今するべきことはかなりたくさんあるしかなりの危機感に襲われている。
しかしこの4つを常に考え行動し続けていきたい。
共にこの状況を辛抱し明るい未来に進んでいこう!