Kiri's world journey

常に新しい、知識、経験、出会い、充実した人生を求め生活しております。旅、読書、アウトドアに興味があります。

コロナウイルス

2020年1月よりコロナウイルスが猛威をふるっている。

こういった疫病でここまで考えることは今までになかった。

SARS,MARS,エボラ熱など当時の自分とは全く関係のないものであった。

私は現にオーストラリアのパースにてワーキングホリデーをしながら生活をしていますが、本当に悩まされていたし深く考えた。実際、日本に一時帰国するところまで考えたがしばらく様子をみていた。

 

もし帰国していたら…

ワーキングホリデーの生活は確実に終了していた。(3/20時点で永住者やその家族を持たない限り、オーストラリアへの入国は不可)

 

オーストラリアでの職を失い、日本にて就職難に陥っていた。

 

オーストラリアの現状と私生活

バイロンベイへの国内旅行をキャンセル。

ニンビン村の420という祭りを見てみたく航空券を予約した。

しかし感染も広がり、オーストラリア政府は大規模な集会を一時的に禁じ、今後国内間の移動の措置も厳しくなると見越してキャンセルしざる負えなかった。(現:タスマニア州ノーフォーク島に入る旅行者は14日間の隔離が必要となった)

 

物不足

私は、パースにきて情弱にもなっていた。たまたま日本にいる友人に連絡したところ、マスク、エタノールがないと初めて聞いた。

行動に移した時にはオーストラリアもすでにマスクは完売していた。

数日後、トイレットペーパーがあらゆる店舗から姿を消した。

その後、人々は炭水化物の買い占めに走った。店頭の陳列棚からはパスタが消え、米の買い占めも始まっている。オーストラリア人が米を求めているのが状況の深刻さを伝えてくれた。

 

仕事

私は、パースにてレストランやグロサリー(アジアの食料品店)日本食を供給する仕事に携わっている。始めた当初、運転も自信がなく、待遇面など不満すら感じたがこの窮地な状況にて私は本当に恵まれていると思える。食料品はいつでも手に入れることもで可能で、就業時間も安定している。給与もワーホリメーカーのなかでは高給である。

さらにマスクの支給もありとても私の中で優良企業とすら感じる。

現状、レストランは客足も減り、注文は少なくなっている中でグロサリーは供給が追い付かないくらい多忙である。幸いなことに私はグロサリー専属のドライバーでもあり多忙な日々を送っている。

 

アジア人差別

中国が病原菌の発信地として騒がれているが、差別などは特に受けずにいるが、マスクを着けていると白い目で見られる。笑 

 

これまでのワーキングホリデー生活を振り返って。

11月にシドニーにてワーキングホリデーを開始した。

飛行機を逃したり最初から慌ただしかった…笑

銀行カード、タックスファイルナンバーを作成して必死に仕事を探したがうまくありつけなかった。英語も聴き取れなくて(特に電話)こんな状況を覆したくて必死にもがいた。だがいつも空回り、日本円を落としたり、物を盗まれたり、人と比べたり毎日しんどかった。シドニーで仲良くなった友人と離れるのは辛かったでもパースになんだかの可能性を感じた。パースでも逃げ姿勢でいつでも日本に帰る準備はできていた。

幸いなことに友人に恵まれた。新たな価値感を共有しあい、私に足りないものを気づかせてくれている。日々良い方向への進んでいっている気がする。

このパンデミックをきっかけにさらにこのワーキングホリデー生活が本当に恵まれていることを強く実感した。そしてスピリチュアルだが先祖様、周りの友に守られているとする。

 

私にとってこのパンデミックの経験は、これからの未来を生きていくうえ、どんな過酷な状況でも生き抜く術を見つけなければ生き残れないというメッセージのように感じ冷静に物事の本質を考える機会を与えてくれている。

 

次に日本に帰る時、みんなにとって優良な雄三としていられるよう、日々躍動します!